コンサルタントの卓球上達ブログ

卓球好きの経営コンサルタントによる、本当に卓球が上手くなるための考察

【卓球上達 vol.001】As-IsとTo-Beで考える

1. 経営コンサルティングの基本

vol.000で紹介したように、本ブログでは経営コンサルタントの筆者が、コンサルタントの思考に基づいて卓球の上達を考える。

経営コンサルティングの基本として、As-IsとTo-Beという考え方が存在する。

As-Isとは「現状」と言い換えられ、今置かれている状態を指す概念である。

一方To-Beとは「あるべき姿」、つまり、将来目標とする状態のことである。

 

もちろん例外はあるが、一般的な企業への経営コンサルティングは、次のプロセスで行われる。

  • 企業がどうありたいのか(To-Be)を設定する。
  • 今どんな状態なのか(As-Is)を知る。
  • To-BeとAs-Isの間に生じているGap(ギャップ)を具体的にする。
  • Gapを埋めるための打ち手(施策)を考える。

 

卓球の上達を効率的に図るためにも、このプロセスは重要である。

本エントリでは、卓球上達における各プロセスでの考え方を書いていく。

 

2. To-Be(あるべき姿)を設定する

まず大事なのはTo-Be(あるべき姿)、いわゆる目標を設定することである。
この時に、可能な限り具体的に考えることが重要である。
例えば、「県大会でベスト16に入ること」などは抽象的過ぎる。
 
そのためにどうなる必要があるかという観点で、もう少し深堀してほしい。
「下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブを90%の成功率にする」などが良いだろう。
これぐらいのレベル感で、思いつく限りのTo-Be像を書き起こしておこう。
そして、そのTo-Beを達成する目標の期限も設定しておくのも忘れないように。
 

3. As-Is(現状)を分析する

To-Beが設定できたら、次は自分がいまどのような状態なのかというAs-Is(現状)を分析してみる。
この時、先ほど設定したTo-Beと比較できる形でAs-Isを考えることがポイントだ。
 
例えば、To-Beが「 下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブを90%の成功率にする」という内容であった。
この場合分析すべきは、「下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブが何%ぐらい成功しているか」である。
ここでは仮に70%だとしておく。
 
他にも、思いつく限り書き起こしたTo-Beと対比しながらAs-Isを分析しておこう。
 

4. Gap(ギャップ)を具体化する

いよいよGap(ギャップ)を具体化するフェーズである。
To-BeとAs-Isが明らかになったので、そこにはGapが生じているかと思う。
先ほどまでの例であれば、
  • To-Be:下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブを90%の成功率にする 
  • As-Is:下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブは70%の成功率である
  • Gap:下回転サービスを出して、ツッツキが来た後の3球目ドライブの成功率に20%の差がある
というように、Gapが判明する。
 
さらに、Gapが発生している原因を具体化していくことが重要である。
この場合、自分がやってしまうミスの種類を列挙するのが良いと考える。
  • 足が動ききっていないミスがある
  • 無理をしてスピードドライブを打ちにいってしまってミスが出ている
  • ラケットの角に当てるミスがある
など、人によっていろいろあると思うが、このように洗い出すことで、次に打ち手を考えることができる。
 

5. 打ち手を考える

最後に先ほど洗い出したGap、その発生原因を解決する打ち手(施策)を考える必要がある。
例で出しているGap・発生原因で言うと、「スピードドライブを打てるかわからないボールは打点を落としてループドライブでつなぐ」という練習をするのが打ち手になるだろう。
相手のツッツキを以下の3つに自分の中で分類するといいと思う。
 
 ① スピードドライブが確実に成功するツッツキ
 ② スピードドライブを打てるかわっからないツッツキ
 ③ スピードドライブをすれば確実にミスするツッツキ
 
おそらく、例で出しているAs-Isの場合、②も大体スピードドライブしに行ってしまっているのだろう。
そこで、打ち手の案としては②はループしに行く練習をするというのが良いと思う。
 
もし、それでカウンターされる頻度が増えるという場合は、再度To-Be、As-Is分析からやり直していこう。
この過程を「PDCAサイクルを回す」と呼んだりするが、それはまた次回に書こうと思う。
 
以上